Mac

Microsoft Remote Desktop.appを使ってMacからWindowsを操作する①

以下のスクリーンショットが最終的な画面です。どこからどうみてもWindowsの画面ですが、MacからMicrosoft Remote Desktop.appを介してWindowsのデスクトップをキャプチャしたものです。

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Microsoft Remote Desktop.appを使ってMacからWindowsを操作する①では、接続したいWindows機のローカルIPアドレスを確認するところまで。②ではローカルIPを固定する方法。③ではMicrosoft Remote Desktopの操作方法と接続する際に起きたトラブルについてご紹介します。

▼さて、このMicrosoft Remote Desktopですが、ちょっとした問題もあります。フルスクリーンモードを解除すると、枠外に大きくはみ出してしまうんです。試していませんが、ウィンドウズ側で画面の解像度を変更したら枠にフィットすると思いますが、操作性は間違いなく悪くなると思います。

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公式のアプリなので簡単に設定できる…と思っていたのですが、いろいろと設定を見直す必要がありました。ということでメモφ(..)

使用機材

Windows側 – OS:Windows 10/自作パソコン
Mac側 – OS:OS X El Capitan/Mac Book Pro(Retina 2012)

▼Microsoft Remote Desktopを初めて起動した画面です。Newをクリックしてリモート先のWindows機を設定します。

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ちょっとその前に、Windowsの設定を確認する必要があります。今回はローカルIPアドレスを使うので、そのIPアドレスをしる必要があります。あと、僕は基本的にIPアドレスを固定していないので、固定する必要もありました。

Macのターミナル.appからネットワークに接続している機器のIPアドレスを一覧に表示出来るかもしれませんが、今回は使用しませんでした。

▼Windowsの方で、コマンドプロンプトを起動しましょう。アプリケーション一覧から探し出すか、スクリーンショットのように、虫眼鏡アイコンをクリックし「コマンドプロント」と入力します。入力の途中で最も一致する検索結果として、コマンドプロンプトが表示されるでしょう。

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▼コマンドプロントが起動すると、真っ黒背景に白文字が表示されます。ここでipconfig/allと入力しエンターキーを押します。

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▼すると以下のようにずらっと文字が表示されます。今回必要なさそうなものは黒で塗りつぶしてあるので、実際はもっと文字数が多いです。イーサネット アダプター イーサネット:のちょっと下のほうに書いてあるiPv4アドレスが、いま使用しているWindows機のローカルIPで、これをMicrosoft Remote Desktopに入力します。ここでDHCP 有効の項目が「いいえ」の場合、ローカルIPアドレスは固定されています。

ローカルIPアドレスが固定されている場合、③の記事へ飛んでください。

DHCP 有効の項目が「はい」の場合、ローカルIPアドレスは固定されていません。②の記事へ飛んでください。

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ちなみにローカルネットワークに接続している機器のIPアドレス一覧を表示するには、同じくコマンドプロントでarp -aと入力すると、一覧が表示されるようです。

出典 – Yahoo!知恵袋 ローカルエリアネットワーク内に接続されてい…

種類の列に動的と静的と書かれていますが、動的は非固定のIPアドレス(接続するたびに変わる)で静的が固定されているIPアドレスとなります。

▼ローカルネットワークに接続している機器一覧の例

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Microsoft Remote Desktop.appを使ってMacからWindowsを操作する②では、IPアドレスを固定する方法をご紹介します。